滋賀
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米原の集落にある謎の「温泉」を探せ

mekata
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今回はプチな自転車旅を

「どこに行こうかな?」「今日はどんな感じで走ってきたかな?」と、地図を眺めるのは楽しいもの

そこで見つけたの謎の「温泉」。よくよく走るのどかな田畑&民家ゾーンの近くに書かれた「温泉」の文字が… え、そんなところあったっけ?

「とりあえず見に行くぜ」と、滋賀県米原市の「世継」地域へと向かった

いいお天気のびわ湖沿いを走る

めちゃめちゃいいお天気の1日

びわ湖沿いを米原に向かって走る

彦根→米原・長浜へは、びわ湖がすごくよく見えるロケーションなので走っていても楽しい

いや… 冬は湖からの風がすごくて寒い&走りづらいんだけど…

世継のかなぼう

「このあたりかな?」なんて、地図を見ながらぐるぐる走って

たどり着いたのが「世継のかなぼう」と呼ばれるココ

ちょっとした「湧き水」というか、「井戸」… の仲間か?

そんな風情なんだけど、これが「温泉」なんだって

ちなみに「かなぼう」っていうのは、水が湧き出る泉や洗い場を総称したもののことだそう

「世継で湧き出ている」から「世継のかなぼう」となるそうで。「世継のかなぼう」自体には「温泉」要素はないのね

南世継外れ温泉
住所 : 滋賀県米原市世継

なんとなく「今も使われている感」があるので

田畑の洗い場として使われているのかな?

ここから湧き出る天然水の水源地は、鈴鹿山脈のなかにある霊仙山といわれているそうで、水温は16℃から17℃

だから性格には「温泉」ではなく「冷鉱泉」になる

そっと触ってみると…… 冷たくて気持ちいい。で… すごく鉄臭い

この「冷鉱泉」には鉄分が多く含まれているそうで、だからこその「鉄錆」みたいなニオイ。よく見るとそれらしい沈着物もたくさん

パッと見た感じだと「冷たい足湯」みたいな風情。夏は浸かると気持ちよさそう… な気もするけど、そういうものではないみたいで、「温泉」的には使われていないよう

もう1箇所の「かなぼう」も

近くに複数の「かなぼう」があるので

もう1箇所、すごく民家近くの「かなぼう」も見せてもらう」

こっちはもう少し整備された感じで、でもニオイなどは同じだな

どなたもいらっしゃらないので、そっと水を触らせてもらって…

やっぱり冷たくて気持ちいいし、めちゃめちゃ鉄の香り。こういうのが返って「温泉ぽく」ていい! なんて思う

コレが天然泉なんだなぁと思うと不思議

周囲にはまだ3~4箇所あるっぽい

家に汲んで帰って沸かして「温泉」として楽しんでいる人もいるんだろうか? 

2024年09月12日(木)
滋賀県米原市「世継温泉
彦根 → 世継温泉 → 彦根(20km程度)

今回の自転車は
YAMAHA「WABASH RT」(e-bike)
Tern「Vektron S10」(e-bike)

ABOUT ME
メカタマサエ
折りたたみ自転車、クロスバイク、e-bikeなどいろんな自転車で、アチコチ走り回っています。クルマはないので、「自走」、もしくは「電車などの公共交通機関 + 自転車」

のんびり走り、いい景色を観て、美味しいものを食べるのが最高。乗り鉄風味でもあります

滋賀県彦根市にある、「遊びと冒険と旅の自転車店・侍サイクル」のマネジャー。人生の宝物をつくる自転車、毎日をちょっと楽しくする自転車の販売・カスタム・メンテナンスなどをしています
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