わたしの「自転車旅」
「自転車旅」とは、もちろん「自転車の旅」のこと
ちなみに「旅」とは「家を離れて、一時他所の土地に行くこと」を指すそう。だから距離も何も関係なく、「わたしは家を離れて、一時的に他の土地におります」と思えば、それはもう旅です
ものすごく個人的な見解を述べると「非日常を味わう」のが「旅」だと考えています。通勤通学は日常ですが、ちょっとそこまででも遊びに行くのは非日常。だから「旅」ってこと。でも通勤通学だって、非日常感があればやっぱり「旅」なのかもしれません
だから5kmほどの移動でも、自分が「旅だ」と思えばそれは「旅」
たくさん走らなくても
遠くに行かなくてもいい
ワクワクの詰まった楽しい「自転車旅」をはじめましょう
わたしの「自転車旅」
自分にとっての「自転車旅」は「自転車でする旅」「自転車で行く旅」というよりも、どちらかというと「自転車と行く旅」のイメージです
「旅」が主で、あくまでも「自転車」は従。だから自転車を下りて歩き回る時間も長いですし、あちらこちら積極的に寄り道します。公共交通機関もおおいに使いますし、基本「自転車に乗っているだけで終わり」ってことはありません
もちろん自転車に乗るのはすごく楽しいですし、「たくさん走るぞ」と意気込んで自転車旅に出かけることもあります。でも「自転車に乗る」が旅の目的にはならない。自分的には、自転車はあくまでも楽しい交通手段であり、旅の大事な相棒なのです
「旅」って移動も重要な要素ですし、乗り鉄風味だけあって、「移動」自体もすごく楽しいものではあります。でも「移動」だけじゃやっぱり物足りない
- いい景色を見たり
- いろんなスポットを訪ねたり
- お店に立ち寄ったり
- 美味しいものを食べたり
- 素敵なところに泊まったり
- 温泉などを堪能したり
そんなアレコレもすごく重要だと考えています。自転車にも乗るし、観光や美食だってものすごく楽しむ! そんな自転車旅がしたいのです
ラクして楽しいところだけ走ろう
メインは「旅」なので、自転車でガンガンにがんばる必要はないと考えています。というか、あまり「自転車」に重きを置きすぎると、観光する時間も元気も失ってしまいますから
旅を楽しむ余裕を確保したうえで、楽しいところだけ自転車で走る。もしくは「しんどい」「大変」を圧縮し、「楽しい」を最大化してくれるような自転車を使う
「楽しい」を最大化した「自転車旅」がモットーです
だからたとえばこんな感じで
- 電車などで輪行する
- サイクルトレインを使う
- 疲れたら公共交通機関を頼る
- e-bikeで出かける
- ルートにあった自転車を選ぶ
- レンタサイクルを利用
- 坂などは極力回避
- 予定は柔軟に変更
自分は体力がなく、脚力もないので、頼れるものは目一杯頼って、「楽しい自転車旅」を実現しています
愛車は?
いろんな自転車に乗りますが
電車輪行が多いので、メインは折りたたみ自転車。カンタンにたためてすぐ小さくなるので、電車輪行にはとっても便利です。よく走るの、小さくたためるの、軽いの… いろんな種類があるので、目的によって使い分けます
比較的長めの距離を走るときや、登りがあるときはe-bikeが中心。いろんな局面で走行をサポートしてくれるので、とにかく「ラク」になる。荷物が重くても、坂があってもへっちゃらですし、自分の場合は巡航速度も上がるので、行動範囲が圧倒的に広くなる。本当にありがたい相棒です
よく「運動にならないでしょ?」とか「自転車じゃないみたい」なんて言われますが、そんなこと全然ない! かなりしっかり運動にもなりますし、ちゃんと自転車です。ってところは本当に、本当に布教していきたい。試乗できますので、気になる方は「侍サイクル」へ
他にもいろんな自転車に乗っていますし、メーカさんにお借りした「試乗車」や、レンタサイクルでお出かけすることもあります。自転車屋でもあるので、いろんな自転車を試すのもお仕事のうち? とかいいながら、いろんな自転車に乗りたいだけかも
自転車旅の楽しみ
自転車旅はどこが、何が楽しいのか?
すごくたくさん「ここがいい」はありますし、人によっても違うはず
自分にとっては…
- 街のいろいろを五感で味わえること
- 寄り道も自由自在なこと
- 自由度が高くて、好きに過ごせること
この辺りがとっても重要なポイントです
自然を感じる
暑い、寒い、風が強い、雨、雪、霧
いい風、花の香り、海の匂い、波の音…
四季折々の要素を五感で堪能できるのも自転車の素敵なところ
だからこそ大変! という局面もありますが、でもそれもまた自転車の楽しさのひとつ
「あの時、風が強くて大変だったね」「いきなり雨に降られてさぁ…」なんて、後々思い出話をするのもまた楽しいものだったりもします
寄り道も自由自在
クルマよりも自由に細い道にも入れますし、歩くよりも速く・遠くに移動できます。つまり寄り道が相当に自由自在というわけです
「自転車乗り入れ不可、押して通行」な場所もありますが、結構な場所が「自転車通行OK」ですので、いろんな場所に行けるのも嬉しいポイント
最近は駐輪場が用意されていたり、サイクルラックがあったりする施設やお店も増えていますので、そこに駐輪してゆっくり観光することだってできます
クルマの速さだとつい見逃してしまうような「!」や「?」を確かめに行っちゃいましょう
とにかく自由
自転車旅はとにかく自由なのがものすごく魅力です
とくに自分一人だったり、家族と二人だったりすると、予定もあってないようなもの。「今日はやーめた」もありですし、「疲れたからここで終了して帰る!」もあり
- 電車の時刻表とも
- 渋滞とも
- いろんな混雑とも
無縁でいられるので、マイペースに過ごすことができるという点が、自分や家族にとってはすご、ものすごく魅力的なのです
自転車旅はここで終了して、後は押して歩いて電車で帰るぞ! と決めれば、途中で飲酒することだってできます(飲酒運転はダメ、絶対)。こういうところも自由だなぁと感じるのです
写真や動画を撮るのも好き
写真や動画を撮るのも好きなので、自転車旅の途中でたくさん撮影します
とはいえ、すごく面倒くさがり屋なので、いろんな機材を持っているはずなのですが… あんまり使いこなせず。結局スマホ撮影が中心になっていたりして
このブログの写真の半分以上? 大半? はメカタマサエが撮ったもの。家族撮影のものもあります。が、自分が撮ることが多いので、写真に写っている人物が夫になってしまっていたりもします。そこはご愛嬌ということで
こんなこと考えてます
走るとき、走る前はこんなことを考えてます
年4回そんな小冊子も出していますので、よかったら買ってください