知らない街サイクリング「京都・山崎駅」編

よく通るけど降りたことのない駅、名前は知っているけど通り過ぎるばかりの駅が世の中にはたくさんある。そんな普段は素通りしてしまう駅で降りて、周囲を自転車で走る
勝手に名付ける「知らない街サイクリング」
乗り鉄風味、街ブラ好き、自転車好きとしては、これがかなり楽しい
あえて、雰囲気や周囲のお店も調べない。でもさすがに目的地までのルートだけはちょっと把握して、いざ! あまり馴染みのない駅へ
JR「山崎駅」下車

電車に自転車を載せて出かけ、降り立ったのはJR「山崎」駅。
JR「桂川」駅まで走って、駅前のイオンに寄って帰ろうという小さな旅。距離は10kmないくらいなので、アチコチ寄り道しながら楽しく行くのだ
個人的に「よく知っている」駅
JR「山崎」駅は、京都駅から大阪に向かって5駅進んだところにある小さな駅。サントリー山崎蒸溜所のある駅として、知っている人も多いかも
この駅、実は降りたのは多分はじめてで。でもその名前はすごくよく耳にしていたので、知らない気がしない
自分や夫の通っていた京都府立の高校。今は知らないけど、当時は「校区」のようなものがあり、その「校区」のなかに「山崎駅(もしくは大山崎駅)が最寄り駅」という人たちがいた
仲良くしていた人たちの家、この辺りにある(あった?)のかも? もしかして偶然会っちゃったりする? なんて、ちょっとキョロキョロしながら駅前をウロウロ
今も連絡している人もいるし、もう縁の切れちゃった人もいる。彼ら・彼女らは今どうしているんだろう? みんな元気に楽しく暮らしているといいなぁ
まずはランチできる場所探し

この日は家を出るのが遅くなり、この時点でもうお昼。
まずはランチでも。と思うけど「知らない街サイクリング」は下調べしないのが醍醐味。駅前にいくつかお店があるようなので、いくつかのお店をちょっと覗いてみると…
店内から洋食のすごくいい匂いがする
絶対ここ!
と、自転車はお店の端っこに停めさせていただいて店内へ
「知らない街サイクリング」では、できるだけ「地元の人が行くんじゃないか?」って雰囲気のお店に入りたいもの。その点でもここはすごくいいんじゃない?
HIROさんのランチ
こちらのお店は「HIRO」さん。サントリーの近くだからか、壁一面に設えられたバーがすごい!
ランチタイムはこういう気軽な洋食のお店だけど、夜は大人な雰囲気でウイスキーなどいただけるよう。駅前にこういうお店があるってだけで「山崎っていいところだー」なんて思っちゃう。自転車だと飲めないけど、夜も来てみたいなぁ
日替わりランチの「チキンカツ」。地元で長年愛されてきたっぽい洋食屋さん洋食に味噌汁がついていると、もうそれだけで好き。絶対美味しい

いろいろ食べたい派にはこんなのも。ハンバーグ、エビフライ、目玉焼き、ポテサラ。こんなんお子様ランチやーん! こんなん好きに決まってる。ハムがついているのもニクイ
ハムでご飯食べるの大好き

周囲には他にも飲食店がそこそこ。カフェあり、ちょっとハイソな感じのイタリアンあり、途中は国道を通ったので、チェーン店もたくさんあって、立ち寄りたいところがいっぱいある

風街道具店
今回「山崎駅」に向かったのは、近くのアウトドアショップ「風街道具店」に行きたかったから。気になるグッズを見て、ちょっとお買い物もしたい! たくさんお買い物して持って帰るため、今回は大きめのバックパックでお出かけ
「目的地」や「立ち寄りポイント」から逆算して、サイクリングコースを決めるのもまた、ひとつの楽しみ方

欲しいものたくさんの店内
キャンプギアがいっぱいの店内。すごく好みの雰囲気で、入る前から期待が高まる
そして案の定、欲しいものがたくさんあって迷いまくってしまった
写真にはないけど、奥のスペースにはテントなんかがディスプレーされているコーナーもあったりして。近くにあったらめちゃめちゃ通ってしまいそう


欲しいもの、気になるもの、素敵なものが多すぎて… ここはもう長く居たら危険!
なので、少しだけお買い物して「また来よう」と決めた
戦利品も少し
家族が以前から欲しくて仕方ないと言っていた「CUDEMAN」のナイフ購入
柄が天然木なので、木目がひとつひとつ違うんだって。在庫を出してきてくださったので、好みの木目をチョイス。家族は「個性的な木目」が好きらしく、いつでも一番「ガラ(?)が派手なの」を選ぶ

オリジナルの食材。「あんバター」。これ絶対美味しいはず
で、京都府乙訓郡(というか、長岡京)は「京たけのこ」の産地。だからこその「たけのこごはん」。こういうご当地感のあるキャンプめしもすごくいい!

JR「桂川」駅までサイクリング
アウトドアショップを堪能した後は、JR「桂川」駅までサイクリング
工場や倉庫の立ち並ぶ国道沿いもあり、たくさんの人が住まう住宅地もある。お店や住宅のたくさんあるところを、「こんな店あるんだ」とか「こんなところ住んでみたいね」なんていいながら走るだけでワクワク感が増す
と思えば、田んぼが続く田園風景もあり、写真みたいな川も何本もある。ダイナミックに移り変わっていく景色が観られるところが、「自転車だからこそ」って感じもある
とくにこういう未舗装路や川沿いは、風を感じられるから大好き。次回はもうちょっとタイヤ大きめ&太めの自転車で、こういう道をガンガン走るのもいいかもね

2023年05月31日(水)京都府乙訓郡「山崎」駅スタート
山崎駅 → 桂川駅(10km未満)
今回の自転車は
●DAHON「K3」(折りたたみ自転車)
●Tyrell「IVE」(折りたたみ自転車)