海なし県でもめんたいこは旨い! e-bikeで「めんたいパーク」へ その1
滋賀といえば「びわ湖」。大きな湖はあるけれど、実は(?)海とはまったく接していない「海なし県」だったりする。水産資源はたくさんあるけど、海の幸とはまーったく無関係
そんな滋賀県に2021年12月10日(金)にやってきたのが、かねふくの「めんたいパーク」。「『海なし県』やのに…」とかなんとか言われつつも、オープン後はたくさんの人が訪れて…
オープンから半年ほどは、「駐車場からクルマが溢れてる」とか「周辺道路が大渋滞した」とかいわれる大人気施設になった
もっと早く行きたかったんだけど、さすがにその話を聞いていたら行きにくく。でもオープンから1年半が経ち「さすがに空いただろう」と考え、ようやく! 行ってきました「めんたいパーク」
梅雨空だけど、めんたいこを目指せ
夕方には雨が降るかも? なんて言われた6月・梅雨のある日。朝早めに起き、e-bikeにまたがって目指すは「めんたいパーク」
今回は「ランチをめんたいパークで食べよう」というミニ旅
片道は35kmほど。逆算して… 9時半くらいに出発すればいい感じの時間に着けそうと判断(1時間で15kmくらい進むと考えて時間を決めると、なかなかいい感じにスケジューリングできます)
湖岸道路をのんびり走る
家を出て、湖岸道路を野洲に向かって走る
ちょっと向かい風だけど、曇っているから暑くないのは嬉しいポイント。青空じゃないから映えないけど、でも楽しい!
なーんて思っていたのは彦根市を走っているときだけだったのだ!
暑くなくてちょうどよく快適だし、いい感じにペースも速いし、「ちょっと早く着くんじゃない?」なんて、余裕を薄ら笑うかのように逆風が、が、が!
びわ湖の強風ポイント「大中」
この「逆風」は比喩ではなく、文字通り爆風の向かい風
隣の近江八幡市の「大中(だいなか)」と呼ばれる辺りは、いつも風が強く、年中強い風が吹き荒れるビワイチの難所
最近はビワイチのスタート地点を守山にする人も多いんだけど、「守山→野洲→近江八幡→東近江→彦根」と走っているうちに、この「大中」の強風にやられて、スケジュールを大幅にロスったり、心折れたりする人もあったりして
彦根で自転車店を営業していると「もう大幅に遅れたので、◯◯まで輪行したいんですけど」とか、「もう帰ります」という方も出てきて
「大中やばい!」と思う次第
向かい風が行く手を阻む
で、この日も大中は通常営業。案の定の向かい風
漕いでも漕いでもちっとも進まない。気を抜くと後に進む… ってのはさすがに言い過ぎだけど。でも「え、こっちe-bikeやで」っていう
e-bikeなんてちょっと軽~く漕いだらすぐ時速20kmくらいになるのに、必死でペダルを回して時速18km。もうめちゃめちゃしんどい
爆風なのは知ってるし、心構えもしてきたけど、ちょっとばかし心がグラグラする。自転車って基本楽しいんだけど、やっぱり坂とか、強風とか、雨とか、寒いとか、暑いとかあると、やっぱりちょっと心が揺らぐ
だってこの日も、別に誰と約束しているわけでもない、家族のサイクリング。「もう帰っていいんじゃない?」「めんたいパークはまた今度で」と、何度か思ったとか、思わなかったとか…
でもグッと踏ん張って、ペダルをくるくる
少しずつでも進めば、いつかは目的地に着く。それが自転車の素敵なところでもあるから
長命寺港でひと休み
爆風地帯を乗り切って、「ちょっと休憩に」と長命寺港へ
びわ湖にはアチコチにこういう「港」があるんだけど、なんとなく好きでついつい立ち寄ってしまう
長命寺港には、ちょっと休憩できるベンチもあるし、何より「ネコちゃんが多い」という素敵ポイントがある! らしい… けど、実は1回も観たことがない。この日もネコちゃんは不在。次こそ会えるといいなぁ
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2023年06月21日(水)滋賀県野洲市「めんたいパークびわ湖」
彦根 → めんたいパーク → 彦根(往復70km程度)
今回の自転車は
●Tern「HSD」(e-bike)
●Tern「Vektron S10」(e-bike)
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