輪行でフルビワイチ（!?）1日目　雨に降られて二転三転

久々にビワイチだ！　と気合いを入れておごと温泉に宿泊予約をした。いつもは素泊まりが多いんだけど、今回は1泊2食付き。早めに出て、早めに温泉について、自転車も、温泉と美食も満喫だーーーーー！

と思ったけど…　当日は生憎の雨予報。しかーし！　12時頃にはやむ予定で、夕方も翌日も晴れとのこと

ってことは？　そう、折りたたみ自転車で出かけて晴れてから走ればいい！　と、JR彦根駅からスタートする

走れるところだけ走って、ビワイチ気分を味わう。何度も書いているけど、臨機応変も自転車旅にはすごく大事なのだ

まずは「木之本駅」を目指せ

JR彦根駅で自転車を袋につめて、目指すは「木之本」駅。

どうして木之本からかっていうと、この辺りのルートが好きだから。ビワイチは賤ヶ岳→海津大崎が一番いい景色を堪能できるスポットじゃないか？　と思っているので、ここはやっぱり外せないのだ

一泊二日の荷物ははこんな感じ。自転車2台に、BROMPTON用のバッグ「ロールトップバッグ」1個という布陣。自分もバッグは背負っているけど、中身は財布とかくらいでほぼ入っていない（お土産が増えても安心という面もある）

2人分の荷物は「ロールトップバッグ」へ。このバッグは容量もしっかりあるのでお気に入り

長距離・長時間の自転車旅は、荷物はできるだけ「人が担ぐ」のではなく「自転車に積む」にするほうがラクになるのだ

木ノ本駅でまずは昼食から？

12時少し前に木之本に到着！　そろそろ止んでいるはずの時間だけど…　まだまだ雨がガンガン降ってる

しゃーないので「ランチでもしながら様子見るか？」ってことで、気が早いけど木ノ本駅前の「福田屋」さんへ。まぁその、もう12時だしね

このお店が大好きなので、ついつい立ち寄ってしまう。名物はひね鶏の出汁が美味しい「鍋焼きうどん」。これ、1回食べてみて欲しい

詳しくはこちらから

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オススメ！ 滋賀の“麺”　鶏肉の旨味がギュッと詰まった「福田屋」の鍋焼きうどん

食べ終わっても…　まだまだ降ってるか～。駅の待合室に戻って、ボーッとしていてもどんどん時間は過ぎていく

天気予報も、雨雲レーダーも「まだもうちょっと雨」と言っている。こんなときは？

しゃーないから、もう1回ワープだ！　ってことで、木ノ本駅から再度JRに乗り込んでもう少し先まで行っちゃう。移動している間に雨も止むだろうし、時間が遅くなる分、走行距離も短くして対応するのだ　

永原駅からビワイチスタート

2駅先の「永原駅」に到着。曇っているけど、一応雨は上がってる！

ようやくスタートできそう

ちなみに、滋賀県内のJRの駅はほとんど乗り降りしてるんだけど、永原駅は数少ない「まだ行ったこと無い」駅（電車は全線乗ってるんだけど）だったので、コンプが近づいたぜ～（残りは近江中庄と、安曇川）

自転車を輪行袋から出して、いざ出発！

とはいえ…　もうすっかり午後だし、夕食時間の関係で18時までにはお宿に着かねばならないので、永原→雄琴を走るのは難しいかも!?

ってことで、今回の旅のテーマを「いつもと違うことをしよう」に変更

全部走るのではなく、美味しいとこどりしてふんわりビワイチ気分だけ味わうことに。「たくさん走るのではなく、寄り道多めの」自転車旅、ようやくはじまりはじまり

いきなり寄り道「みつとし本舗」さん

漕ぎ出してすぐ、ピーナッツ煎餅の名店「みつとし本舗」さん発見

いつも前は通るんだけど、通りかかるのがかなり早い時間になってしまうので、まだ空いてないことが多く、残念ながら素通りしちゃうポイントだったりする

でも、ここのピーナッツ煎餅「丸子船」はすごく美味しいの。何度かいただいて食べて、家族はすっかりファンになっていたので、一度立ち寄りたいお店だったのだ。

出発が遅れたこの日は、もちろん営業中だったので、ピーナッツ煎餅「丸子船」を買い込んだ

お店の前に自転車ラックがあるので、自転車さんにも優しい「みつとし本舗」さん。ビワイチの際にはぜひ

桜の終わった海津大崎

うやく晴れてきたので、桜の終わった海津大崎をのんびり走る

1週前だと咲いていたようなんだけど、残念ながらこの日は写真のような感じ

でも多くの人で賑わう桜の名所も、桜がほぼ散ってしまえば人も少なくて、すごく走りやすい。ちなみに桜のシーズンも、自転車だと比較的走りやすいのでオススメだったりもする

八重桜や枝垂れ桜などはまだ少し花が残っていたので、名残の桜を愛でる。こんなちょっと雅な気分のサイクリングも悪くない。人が少なくて、静かというのがまた嬉しい

海津大崎辺りは、景色もダイナミックだし、トンネルもあって本当に楽しい！

「ビワイチはしてみたいけど、たくさん走るのは…」って思うなら、「木之本→近江今津」辺りだけ走るのがオススメ。ビワイチらしさを満喫できる

メタセコイア並木に行こう

マキノ駅付近まで来た頃また雨が！

駅舎の待合室（改札の外にある）で雨宿りさせてもらいつつ、次はどこを目指そうか？　考える

今いるのがマキノってことは…　そうメタセコイア並木が近い！

メタセコイア並木は有名スポットだけど、ビワイチルートから少し離れているので実は行ったことがない。場所が「高原」なので、ちょっと登るからなぁ…　なんて思っちゃって。でも今回は「普段しないことをする」のが目的。せっかくだからメタセコイア見に行くぜ

マキノ駅からは基本上りだけど、距離は3kmちょっと。このくらいなら大丈夫じゃない？　がんばれんじゃない？　ってことで、雨が上がるのを待って、目指せメタセコイア並木

人の少ない並木道を満喫

坂道をじわじわっと登って、やってきたぞマキノピックランド

そして目の前に広がる新緑のメタセコイア並木。葉っぱが色づく頃はすごい人なんだろうけど、雨上がりのこんな日は人もまばら

人が少ないのでこんな写真も撮影し放題なのが嬉しいなぁ

オシャレなカフェでひとやすみ

ちょっと疲れたのでひと休みしたいな…　と周囲をうろうろ。すぐ近くにカフェ「並木カフェ メタセコイア」さんがあるんだけど、残念ながら水曜日はお休み

仕方ないから近江今津までガマンだ！　と走り出した途端

眼の前に「CAFE」の文字を発見。おしゃれカフェ「GLAMPING&CAFE　MUKU」さんだって

ここはグランピング施設とカフェが一体となった施設とのこと。ワンコと一緒に泊まったりもできるそうで。ここでグランピングできるんだとか、最高じゃないか！　

たいして走ってなくたって、スイーツは正義なのだ！

スイートポテトアイス添えに、カフェラテで休憩。こういうの、のんびりサイクリングの醍醐味感ある

こちらのカフェはクロワッサンサンドがメインみたい。ってことで、もう1品はプリンのクロワッサンサンド。どっちもすごく美味しかった。景色もいいから余計に美味いぞーーーー

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メタセコイア並木を見ながら優雅にお茶を【マキノ・GLAMPING&CAFE MUKU】

近江今津に来たら女騎士の館に行くべし

その後、近江今津まではゆっくり、のんびりサイクリング

もうちょっと先を目指したかったけど、ここでそろそろタイムアウト。お宿の夕食時刻に間に合わなくなりそうなので、近江今津から本日3度目の輪行で移動することにする

時間はまだ余裕あるんだけど、湖西線の本数が少ないから…　計画的に電車に乗らないと大変なんだよね

次の電車まではかなり時間があるので、ココに来ると毎回立ち寄ってしまう「女騎士館（めきしかん）」さんへ

その名前ですごく有名なお店だけど、ここ！　コーヒーも美味しいし、のんびりできるいい喫茶店なの

どこが「メキシカン」なのか？　は全然わからないし、なぜ漢字で「女騎士館」なのはもっとわからないけど、ご近所の方が毎日来られる系のすばらしい喫茶店。近くにあったらもっと足繁く通いたい

コーヒーと、ついでにシナモントーストも頼んでしまう

このシナモントーストがまた美味しいのよ

おごと温泉「湯の宿 木もれび」さん泊

この日のお宿はおごと温泉の「湯の宿 木もれび」さん。1泊2食付きで、夕食の時間も事前に決めてあったので、その時間までに着きたいのだーーー

本当だったら、かなり早めに到着して、温泉三昧してからゆっくり夕食な予定だったんだけど、自転車旅にはプチトラブル（？）がつきもの。リスケもつきもの

電車を駆使してショートカットできるのも、ビワイチと輪行旅のいいところでもある。近江今津駅から、おごと温泉駅にワープして、お宿に向かう

駅がなんか可愛らしくて和む

お宿の前は激坂だったので、自転車を押して到着！　なんだかんだで、たった30kmくらいしか走ってないけど、ままならないのもまた自転車旅の醍醐味なので、よし

事前にご相談していたので、自転車は鍵のかかる部屋で預かっていただけた。こういうところ、すごく嬉しい。おごと温泉の「湯の宿 木もれび」さんありがとう

お料理をいただき、ちょっとお酒もいただき？　ゆーーーーーーーーーーっくり温泉も入って。露天風呂も満喫して

1日目終了

4月なので「あったかいだろう」と思っていたら、雨のせいもあってすごく寒く。冷え切った身体に温泉が染みた…

続く2日目の様子はコチラから

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輪行でフルビワイチ（!?）2日目 京阪電車でびわ湖を大回り

メカタマサエ

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折りたたみ自転車、クロスバイク、e-bikeなどいろんな自転車で、アチコチ走り回っています。クルマはないので、「自走」、もしくは「電車などの公共交通機関 + 自転車」

のんびり走り、いい景色を観て、美味しいものを食べるのが最高。乗り鉄風味でもあります

滋賀県彦根市にある、「遊びと冒険と旅の自転車店・侍サイクル」のマネジャー。人生の宝物をつくる自転車、毎日をちょっと楽しくする自転車の販売・カスタム・メンテナンスなどをしています