知らない街サイクリング「滋賀・野洲駅」編

最近ハマっている「よく知らない駅」で電車を下りて、周囲を走る「知らない街サイクリング」

「彦根⇔京都間にある、あまり縁のない駅で下りてみよう」ということで、ピックアップしたのが野洲駅と栗東駅。どちらもよく知っているし、もちろん下りたこともある。でも、あまり散策などはしたことがない。つまりは「縁の薄い駅」ってワケ

「前から行きたかったあの店、最寄り駅は『野洲』だ」と思い出したので、今回の目的地は野洲駅に決定。家族が「希望が丘文化公園に行ったことがない」というので

ランチして、希望が丘に行くべし

と、珍しく目的地がスラッと決まった

JR「野洲駅」から「旅」がはじまる

JR「野洲駅」まで輪行し、自転車旅スタート。袋から自転車を出して、乗り出す準備

今回はDAHON「K3」と、DAHON「Mu SLX」。どちらもすごく軽いので、輪行には嬉しい自転車。「重さ」って乗る分にはそこまでは気にならないけど（個人の感想です）、輪行だと自転車を袋に詰めて担ぐことになるので、重さはめちゃめちゃ重要（あくまでも個人の感想です）

まずは駅から湖側へと走って、以前から行きたかったお店でランチだ

駅から数km。商工会や図書館があり、地元なスーパー「フレンドマート」もある、ちょっと賑わう界隈が見えてくる。お店もちょこちょこある様子。野洲ってこの辺りにも「街」があるんだなぁなんて思っていると

目当てのお店を発見！

ランチは「そぼっくる」さんへ

前から一度行きたかったのはここ

ねぎ焼きと自家焙煎コーヒーの店「そぼっくる」さん

ログハウスのオシャレなお店

自転車あり、バイクあり、カヤックあり…　外から見てもわかるように、趣味のお店だー

店頭にはサイクルラックもあり。自転車はここにかけて店内へ

店内にもカッコいい愛車がたくさん！　お店の入口には、自分たちのお店「侍サイクル」のステッカも貼ってもらってるー！　嬉しいなぁ

一番人気は「ねぎ焼き」

お店の推しは「ねぎ焼き」。熱々の鉄板で提供されるねぎ焼きは、よく知っている「ねぎ焼き」とはちょっと違う、とろとろタイプ。うーん、ネギがもっと大胆に入ったたこ焼きの中身っぽいというんだろうか？

とにかくものすごく好み

鉄板でじわじわと焼けていくので、最初の「こて」で持ち上げるのが難しいほどのとろとろから、次第にカリトロへと変わっていく変化も味わえる。そしていつまでもアチアチ。これ、大好き

自分的には結構なボリュームだったけど、ちょっと物足りない方は、ご飯と味噌汁を追加して「定食」ふうにすることもできるみたい。大阪でよく見る「お好み焼き定食」と同じ考え方

そぼっくるさん曰く「みんなねぎ焼きを頼むけど、お好み焼きも美味しい」そうで。そっちは次回のお楽しみにしよう

アイスコーヒーを飲みながら

ちょうどお客様も一段落されたので、食後のコーヒーを飲みつつ、マスターと少しお話

地元の方にも愛され、趣味繋がりのお客様もたくさん来られているみたい

ご夫婦で自転車やキャンプなどの趣味も、しっかり楽しんでいらっしゃる様子。こういうご夫婦、こういうお店は憧れ

こちらもどうぞ

ねぎ焼きやお好み焼きを食べつつ、店主さんと趣味の話をしたいお店【野洲・そぼっくる】

坂を上って希望が丘文化公園へ

お腹いっぱいになったので、線路を超えて駅の向こう、「希望ヶ丘文化公園」へ

「希望が丘文化公園」とは、野洲市、竜王町、湖南市にまたがる416万平方メートルという広大な敷地を持つ大型文化公園。スポーツ施設、キャンプ場などがあって、子どもから大人まで楽しめる

登り坂は苦手

駅からの距離はそんなにないんだけど、「丘」というだけあって、当然登り坂。今まで何度か来たことあったけど、すべてバスかクルマだったので、「こんなに登ってるのか！」と新鮮な驚き。こういうのがわかるのも自転車のいいところ？

何も考えずに「希望ヶ丘行こうよ」とか口にしたけど、「登りかぁ…」とちょっとだけ後悔したりして。だってこの晴天、暑い日の坂道。苦手すぎる

ほとんど通る人もいないんじゃない？　と思う車道脇の歩道はこんな感じで草が生えまくりで通るのもちょっとむずかしいほど。すごいクルマ社会で、歩く人も少ない滋賀ではこういう歩道はよく見る

ここ、結構登ってて本当に大変だったんだけど、写真じゃ「登り坂」ってわかりにくくて悲しい

汗をかきかき坂を上って、たどり着いた「希望が丘文化公園」。すごく久々だ。子供の頃に遠足的なイベント何回か来て、大人になってからも仕事で数回とかなので、個人で来るのは初めてかも

涼しい木陰でゴロゴロ

この日はものすごく暑かったので、敷地内にはほとんど人がおらず。超絶ひろびろした芝生をたった2人だけで独占

あちこちにある自販機で冷たい飲み物を買って、涼しい木陰でひと休み。ついでに寝そべってみる。ああ、気持ちいい。芝生でゴロゴロするなんて何年ぶり？　もしかして10年以上ぶりじゃない？

こうやってぼーっと寝転んでるだけで十分楽しい。これって「あんまり目的とか決めない適当サイクリング」だからこそ味わえる至高の時間かも知らん

敷地内は自転車走行OK（ただし、芝生への自転車立ち入りは厳禁）。公園内にはサイクリングコースもあり、レンタサイクルもあるので、自転車で走っても楽しい

駐車場を使ったり、アクティビティを楽しんだりするのにはもちろん料金が必要だけど、自転車で行って、木陰でゴロゴロするのは無料だったりする。ありがたい

敷地内も少し散策

もうちょっと芝生を堪能したり、サイクリングコースを制覇したりしたかったけど…

サイクリングコースを少し走った程度で、さすがに暑くて断念。滝があったり、こんな水と触れられるゾーンがあったり。めちゃめちゃ楽しく遊べそうなので、次回はもっと涼しくなったら来たいなぁ

でもその頃は、さすがに人でいっぱいなのかもね

JR「野洲駅」より輪行で帰宅

元気があったら立ち寄りたいところもまだまだあるけど

夏のサイクリングは短時間でスッと切り上げるのも大事。今回はこの辺りで帰宅

JR「野洲」駅まで戻り、また愛車を袋に入れて…　電車に乗って帰宅

そんなに走ったつもりはなかったけど、意外と15kmくらいは走っていたみたい

駅前にカフェでもあれば！　と思ったけど、うまく見つけられず。それだけがちょっと残念だったけど、概ね満足な「知らない街サイクリング」だった

メカタマサエ

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折りたたみ自転車、クロスバイク、e-bikeなどいろんな自転車で、アチコチ走り回っています。クルマはないので、「自走」、もしくは「電車などの公共交通機関 + 自転車」

のんびり走り、いい景色を観て、美味しいものを食べるのが最高。乗り鉄風味でもあります

滋賀県彦根市にある、「遊びと冒険と旅の自転車店・侍サイクル」のマネジャー。人生の宝物をつくる自転車、毎日をちょっと楽しくする自転車の販売・カスタム・メンテナンスなどをしています